■ ID | 389 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 立体構造を有する光触媒複合材料による酸化エチレンの無害化の検討 Decomposition of ethylene oxide by the photocatalyst composite material with 3D-construction |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 唐牛聖文 Masafumi Karaushi 埼玉県環境科学国際センター 竹内庸夫 Tsuneo Takeuchi 埼玉県環境科学国際センター 青柿良一 Ryoichi Aogaki 職業能力開発総合大学校 名古屋俊士 Toshio Nagoya 早稲田大学理工学部 |
■ 出版元 | (社)日本空気清浄協会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第22回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会、平成16年4月13日、p.103 |
■ 抄録・要旨 | 磁場と複合めっき法を用いて作製した二酸化チタン(TiO2)光触媒複合材料は、表面に多数の微細突起を有し、これによって大幅に表面積を増加させたものである。
酸化エチレンは、医療現場などにおいて、滅菌ガスとして用いられるが、強い有害性と爆発性を有するために、取扱に十分な注意が必要であるだけでなく、法による排出規制が無いために、極めて高濃度で大気中に排出されている。
これまでに本材料を用いた酸化エチレン除去を検討してきた。微細突起を有する試料で、除去率は向上することが分かったが、同時に有害性の高いアルデヒドの生成が確認されたため、分解条件を変化させて、酸化エチレン除去率の向上とアルデヒドの生成量の抑制について検討した。突起に対して多面的な照射を行うことで、酸化エチレン除去率向上とアルデヒド抑制が確認された。 |
■ キーワード | 酸化チタン、光触媒、酸化エチレン、アルデヒド、複合めっき、微細突起 |
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